こんにちは、よぴ子です。
漁師の嫁について、いろいろ知りたい!
という方、いますか?
この記事の内容は、
・漁師の嫁についていろいろわかる
です。
私自身は漁師の嫁ではなく、漁師の娘です。
父も祖父も漁師でした。
漁師の嫁である母や祖母を観察した視点から記します。
何かの参考にでもなれば幸いですー
「漁師の嫁」のいろいろ
「漁師の嫁」になるには?
まずは、漁師の嫁になる方法です。
年齢によってちょっと変わるかもです。
若い女性(一般的に出産可能とみられる年齢?)の場合、婚活パーティ、婚活イベントがおすすめです。
漁師は出会いの場がなかなかないので、行政が世話を焼いていることも多いです。
手順としては、
1、どの地域のどの種類の漁師の嫁になりたいかを決める
2、決めた地域の自治体に、婚活イベントを開催していないか問い合わせる
3、婚活イベントに参加する
という感じでしょうか。
若くない女性(一般的に出産不可能とみられる年齢?)の場合、行政はあまり世話を焼いてくれないので、自力で動きます。
手順としては、
1、どの地域のどの種類の漁師の嫁になりたいかを決める
2、決めた地域に旅行するか移住して、独身漁師を探す
という感じでしょうか。
「漁師の嫁」の基礎知識
漁師の嫁の基礎知識です。
漁師の種類です。
漁師にはいろんな種類があります。
大きく分類すると、
・沿岸漁業
・沖合漁業
・遠洋漁業
・養殖業
です。
ちょっとずつ解説します。
★沿岸漁業
沿岸漁業は、近くの海で魚を獲ることです。
マダイ、ヒラマサ、アジ、サバ、ブリ、フグ、サンマなど、季節や地域ごとに様々な魚が獲れます。
基本、日帰りです。
わが家も沿岸漁業です。
★沖合漁業
沖合漁業は、ちょっと遠い海で魚を獲ることです。
アジ、サバ、イワシ、サンマ、エビ、カニなどを大量に捕獲します。
日帰りの場合もあるし、1か月くらい帰ってこない場合もあります。
★遠洋漁業
遠洋漁業は、遠くの海(南太平洋、アフリカ近海のインド洋、北大西洋など)で魚を獲ることです。
いわゆるマグロ船やカツオ船とも呼ばれます。
1か月~1年半くらい不在になります。
★養殖業
養殖業は、魚介類を育てて出荷することです。
フグ、ブリ、ノリ、ホタテ、マグロ、牡蠣など地域によって違います。
漁師というよりは農業・畜産に分類されるかもしれません。
自営ではなく会社に勤めている場合、感覚はサラリーマンに近いです。
漁師の収入は、漁業の種類や雇用形態、季節などの条件によって違います。
わが家の場合は、自営業の沿岸漁業です。
年収は600万円ほどと聞いたことがあります。
が、見栄を張ったっぽいので、実際は400~500万円くらいじゃないかと推測しています(笑)
そこから船の修理代や備品代、税金などが引かれます。
裕福ではなかったです。
漁師の嫁の1日のタイムスケジュールです。
漁業の形態によってだいぶ違うとは思いますが、参考までに、沿岸漁業のわが家の場合です。
2:30頃 | ・起床(日によって時間は違います。前の晩に「明日は××時」と夫からの指示があります) ・海の様子を見に行く(風、波、他の船が出ているかをチェック) ・漁に出られそうなら夫を起こす ・従業員(乗組員)にも電話する ・夫の朝ごはん、弁当を用意する |
4:00頃 | ・家で夫を見送る ・二度寝 |
7:00頃 | ・二回目の起床 ・自分の朝ごはん ・掃除、洗濯などの家事 |
12:00頃 | ・昼ごはん |
14:00頃 | ・夫から帰宅時間を知らせる電話がかかってくる(携帯電話がない時代は帰って来るまで何時間も港で待ってました!) |
15:00頃 | ・沖待ち(船が戻ってくるのを待つこと) ・船が戻ってきたら出迎える ・従業員(乗組員)の嫁たちと魚を運ぶ ・漁協で魚を計測してもらう |
16:00頃 | ・夫より先に帰宅 ・風呂をわかす ・家用に持ち帰った魚をさばく ・晩ごはんを作る |
16:30頃 | ・夫帰宅 |
17:30頃 | ・夕食 |
19:00頃 | ・風呂 |
21:00頃 | ・就寝 |
だいたいこんな感じです。
※リヤカーで魚を運ぶ様子(↓)
定休日や休漁期間は、業種や地域の漁協組合ごとに違います。
私の地域では、
・定休日:夏は毎週土曜日、冬は第2土曜日
・休漁期間:1~2月
です。
育児などでお金が必要な家庭は、休漁期間は出稼ぎに行くことが多いです。
出稼ぎ先は、工場や工事現場です。
トイレの有無は、船の種類で違います。
遠洋漁業などの大型船の場合は、トイレがあります。
近海漁業などの小型船の場合は、トイレはありません。
海に直接する人、バケツに溜めて流す人、防災用のトイレを利用する人など、人それぞれです。
下痢気味の人や女性は、厳しいかもしれません。
「漁師の嫁」メリット&デメリット
私が考える、漁師の嫁になるメリット&デメリットです。
★新鮮な魚介類が食べられる
漁業の種類にもよりますが、沿岸漁業の場合、獲った魚を家に持って帰ることができます。
新鮮な魚や珍しい魚介類がたくさん食べられます。
★早寝早起き、健康的な生活
漁業の種類にもよりますが、ほとんどは「太陽と共に起きて、太陽と共に寝る生活」になります。
大酒さえ飲まなければ、健康的です。
★物々交換ができる
漁業の種類にもよりますが、物々交換ができます。
魚をあげて、お返しに米や野菜、肉、お菓子などをもらう感じです。
★ブログやインスタのネタになる
漁師は、一般的には珍しい職業の部類に入ると思います。
ブログのネタには困りません。
写真も面白いものがいっぱい撮れます。
★洗濯物や食器が魚臭くなる
洗濯物や食器が魚臭くなります。
タオルやスポンジに魚臭が残ってて、伝染していくのだと思われます。
今は洗剤の性能がよくなってるので、昔と比べるとだいぶマシにはなりました。
★収入が不安定
収入が不安定です。
天気や収穫量でだいぶ変わります。
月収40万円のときもあれば、月収5万円のときもあります。
最低ラインを考えての貯蓄が必要です。
★夫主体の生活になる
基本的に、夫の生活・夫の人生サイクルに合わせることになります。
漁師に限らず、結婚ってそんなもの??
今回のまとめ
以上、漁師の嫁についてまとめました。
ちなみに私が考える、漁師の嫁に向いてそうな人(↓)
・漁師の嫁生活を面白がれる人
・近所付き合いが苦じゃない人
・田舎暮らしが苦じゃない人
・漁師の旦那様のことが大好きな人
・釣りが好きな人
・魚が好きな人
でしょうか。
漁師の嫁に限らず何でも、最初は大変だけど慣れると楽しいかもですね。
参考になれば幸いですー♪
読んでておもしろかったです。
どうもありがとう!
漁師さんとお友達になりたい54歳でした。
返信めっちゃ遅くなってすみません!!!!!!!!
読んでいただきありがとうございますー
コメントありがとうございます^^