こんにちは、よぴ子です。
「大映ドラマ」ってたまーに聞くけど何?昔のドラマ?いまでも見れるの?おすすめ作品とかあるの?
知りたい方、いますか?
私は40代のドラマオタクで最近中国時代劇にハマってますが、中国時代劇がなんか昔の大映ドラマみたいにトンチキ(ホメ言葉)でエネルギッシュで、
昔の大映ドラマが懐かしくなった次第です。
知ってる人も、知らない人も、参考になれば幸いですー
「大映ドラマ」とは?
まずは、大映(だいえい)ドラマについてです。
大映ドラマとは、「大映テレビ(株)」が制作したドラマのことです。
1970年代から80年代にかけて、一時代を築きました。
ありえない設定、過剰な演出、大げさなセリフ、アイドルたちの大根演技…
つっこみどころ満載の、いまでいう「ネタドラマ」「実況向きドラマ」です。
昭和世代には懐かしすぎる大映ドラマですが、実は現在でもドラマを制作しています。
『テセウスの船』『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』などがヒットしています。
昭和の「大映ドラマ」おすすめ作品!!
昭和の「大映ドラマ」おすすめ作品を、個人的なおすすめ順で記します!
『ポニーテールはふり向かない』
・【放送局】TBS
・【放送日時】1985年10月12日~1986年3月29日(土曜21時)
・【話数】全24話
・【出演】伊藤かずえ、松村雄基、鶴見辰吾、国広富之、坂上忍、野々村誠、松崎しげる、高橋かおり、梶芽衣子、岡田奈々ほか
・【原作】喜多嶋隆「ポニーテールはふり向かない」
・【脚本】大原清秀、佐伯俊道、田渕久美子
・【演出】山口和彦、合月勇、江崎実生
・【主題歌】小比類巻かほる「Never Say Good-Bye」
3歳で母と別れた未記(伊藤かずえ)は非行に走り何度も補導され、父から禁じられていたドラムスティックで4人のヤクザを骨折させ女子少年院に。
そして18歳となった未記は父の死と直面し、再び不良の世界に戻ろうとする。
だが自分にはやはり心の支えとしていたロックのドラムしかないと気づき、ライブハウスのボーイ・晃(松村雄基)と医大生で令嬢を喰いものにする邦男(鶴見辰吾)と世界に通用するロックバンドを作りあげようとする。
バンドメンバー探しの中で未記は、男と女の愛の世界や、様々な人間の栄光と転落の軌跡を経験し自らも成長していく…。
「ドラムスティックで4人のヤクザを骨折させ少年院」
「松村雄基、鶴見辰吾と世界に通用するロックバンドを作りあげようとする」
って、いまあらすじ読んだだけでも面白いです。
放送当時は幼なかったので、この世界観に真面目に憧れたりしてました。
伊藤かずえ様のポニーテールが最高でした。
『不良少女とよばれて』
・【放送局】TBS
・【放送日時】1984年4月17日~1984年9月25日(火曜20時)
・【話数】全24話
・【出演】伊藤麻衣子、国広富之、伊藤かずえ、岡田奈々、松村雄基、比企理恵ほか
・【原作】原笙子「不良少女とよばれて」
・【脚本】江連卓、大原清秀
・【演出】土屋統吾郎、岡本弘、山口和彦、江崎実生、竹本弘一
・【主題歌】MIE「NEVER」
原笙子の実録「不良少女とよばれて」をドラマ化。
母親の「あなたさえ生まれていなければ…」という言葉から非行に走り、傷付き荒れ狂った日々を送る少女。
彼女がひとりの青年の愛によって目覚め、そして舞楽の一人者に成長するまでの姿を綴る。
民間舞楽の女流第一人者として敬愛される筆者から、人生必ずやり直しができるという強いテーマを訴える本作。
当時人気アイドルだった伊藤麻衣子が不良グループのリーダー・曽我笙子役を体当たりで演じ話題となった。
また舞楽の若き名手で、たった一度の出会いからヒロインを更正させようとする青年を国広富之が好演している。
実話を元にしたドラマだったんですね!
いま知りました。
てっきりネタドラマかと思ってました、すみません。
ミーさんの「ネバネバネバネバネバネバ…」という主題歌が耳に残ってます。
『略奪愛・アブない女』
・【放送局】TBS
・【放送日時】1998年1月9日~1998年3月27日(金曜21時)
・【話数】全11話
・【出演】赤井英和、稲森いずみ、鈴木紗理奈ほか
・【原作】なし(オリジナル作品)
・【脚本】石原武龍
・【演出】小島穹、大西明子、井坂聡
・【主題歌】GLAY「HOWEVER」
精神科医の浅野岳史(赤井英和)は妻・樹子(稲森いずみ)、娘・花(林エリカ)と郊外の一軒家で幸せな家庭生活を送っている。
そんな岳史を“理想の男性”と公言し、度々浅野家に訪ねてくるのが、樹子の妹・杉田鈴(鈴木紗理奈)だ。
鈴は普通のOLだが、人が争っている場面に遭遇すると失神してしまうことがある。
会社内でも何度かそんな症状が現れた為、鈴は上司から病院での検査を勧められる。
彼女はすぐに岳史の病院を訪ねるが、彼は留守だった。
その時、岳史と同じ病院に勤める松岡哲也(袴田吉彦)は鈴に一目惚れをする。
そんなある日、岳史が病院で残業している所に鈴が訪ねて来た。
鈴は岳史に「一度でいいから抱いてほしい」と迫る。
岳史は一端断るが、雨の中で自殺しようとした鈴を引き留め体を暖めている内に、あまりの哀れさに彼女を抱いてしまう。
それが原因で一家の悲劇は始まった…。
昭和ではなく、平成ですかね。
鈴木紗理奈(さん)が、姉の夫の赤井秀和(さん)を好きになるという、確信犯的トンデモドラマです。
関西人の鈴木紗理奈さんと赤井秀和さんが、ぎこちない標準語で演技するのが想像を絶する棒読みで、話題となりました。
2人の「すずちゃん!」「兄さん!」というやりとり、面白かったです。
また見たい。
『スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~』
(シーズン1)
・【放送局】TBS
・【放送日時】1984年10月6日~1985年4月6日(土曜21時)
・【話数】全26話
・【出演】山下真司、岡田奈々、松村雄基、伊藤かずえ、宮田恭男、岩崎良美、下川辰平、名古屋章、和田アキ子、坂上二郎、梅宮辰夫ほか
・【原作】馬場信浩「落ちこぼれ軍団の奇跡」
・【脚本】長野洋、大原清秀
・【演出】山口和彦、江崎実生、岡本弘、合月勇
・【主題歌】麻倉未稀「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」
この物語は、ある学園の荒廃に戦いを挑んだ熱血教師たちの記録である。
高校ラグビー界において全く無名の弱体チームが、荒廃の中から健全な精神を培い、わずか数年で全国優勝を成し遂げた奇跡を通じて、その原動力となった信頼と愛を余すところなくドラマ化したものである。
流行りましたよね。
幼い頃に見てたので、不良役の松村雄基さんが本気で恐ろしかったです。
あとは、スクールウォーズといえばイソップ!
難病で自殺しようとして熱血の山下真司先生に助けられて、不良の松村雄基と友情を育んで、決勝前に亡くなったんでしたっけ?
内容はウロ覚えですが、イソップの存在は強烈に覚えてます。
『スチュワーデス物語』
・【放送局】TBS
・【放送日時】1983年10月18日~1984年3月27日(火曜20時)
・【話数】全22話
・【出演】風間杜夫、堀ちえみ、片平なぎさ、高樹澪、山咲千里、春やすこ、白石まるみ、松岡ふたみ、秋野暢子、、長門裕之、吉行和子、前田吟、朝丘雪路、河原崎長一郎、岸田今日子、金田賢一、石立鉄男ほか
・【原作】深田祐介「スチュワーデス物語」
・【脚本】安本莞二、加瀬高之
・【演出】國原俊明、増村保造、瀬川昌治
・【主題歌】麻倉未稀「WHAT A FEELING〜フラッシュダンス」
日本航空のパイロットであった今は亡き父親の思い出を胸に、スチュワーデスへの道を進みだした高校卒の日本航空のスチュワーデス訓練生である松本千秋が6か月に渡る厳しい訓練を受ける中で、教官の村沢浩(風間杜夫)との恋愛、継父の誠治(長門裕之)や教官の元婚約者の新藤真理子(片平なぎさ)による嫌がらせ、同じ訓練生寮「くれない寮」に住む訓練仲間との友情やふれあいを通じて一人前のスチュワーデスになるまでの経緯を、日本航空の全面的な協力の下で描いた作品。
堀ちえみさんや片平なぎささんの真似が流行りました。
わが家は母親がこのドラマを嫌っていて見せてもらえなくて、見たくてたまらなくて、祖父母の家に行ってまで見てました。
いまは母親がこのドラマを見たくなかった理由も理解できます。
くだらなすぎる(ホメ言葉)
ネット時代なら、実況相当盛り上がっただろうなあ。
『乳姉妹』
・【放送局】TBS
・【放送日時】1983年10月18日~1984年3月27日(火曜20時)
・【話数】全22話
・【出演】風間杜夫、堀ちえみ、片平なぎさ、高樹澪、山咲千里、春やすこ、白石まるみ、松岡ふたみ、秋野暢子、、長門裕之、吉行和子、前田吟、朝丘雪路、河原崎長一郎、岸田今日子、金田賢一、石立鉄男ほか
・【原作】深田祐介「スチュワーデス物語」
・【脚本】安本莞二、加瀬高之
・【演出】國原俊明、増村保造、瀬川昌治
・【主題歌】麻倉未稀「WHAT A FEELING〜フラッシュダンス」
資産家令嬢・大丸千鶴子(伊藤かずえ)と、貧しい漁村の漁師の娘・しのぶ(渡辺桂子)は、18年前の同じ日、春の暴風雨の夜中に、この地に生まれた。
一人は広大な別荘に、一人は狭い貧しい家に…。
やがて2人は運命的に出会うが、入れ替わっていた事実を知った千鶴子は、絶望のあまりしのぶを激しく憎むようになる。
だがしのぶは、千鶴子に対して実の姉妹に負けず劣らず献身的な愛を注ぐ。
一方千鶴子の父・剛造は養子の雅人(鶴見辰吾)と千鶴子を結婚させようと思っていたが…。
物語は、雅人、暴走族会長・路男(松村雄基)も絡んで、思わぬ展開へと進んでいく…。
あらすじ読むと、昔の韓国ドラマみたいですよね。
いや、時期的には大映ドラマの方がだいぶはやいので、韓国ドラマが大映ドラマ見たいという表現の方が正しいでしょうか(どっちでもいい)
大映ドラマおなじみ、鶴見辰吾さん、伊藤かずえさん、松村雄基さんが出てます。
大映ドラマの「少女シリーズ」第7弾です。
『おんな風林火山』
・【放送局】TBS
・【放送日時】1986年10月12日~1987年3月1日(日曜20時)
・【話数】全16話
・【出演】鈴木保奈美、伊藤かずえ、岡田奈々、林寛子、石立鉄男、梶芽衣子、志垣太郎、美木良介、石田純一、松村雄基、国広富之、山下真司、梅宮辰夫ほか
・【原案】佐々木守
・【脚本】佐々木守、長野洋、大原清秀
・【演出】山口和彦、江崎実生、土井茂
・【主題歌】椎名恵「LOVE IS ALL」
「人の世の定めとは何であろうか? この物語は、戦国の世に生を受け、骨肉の争いを余儀なくされた武田家五姉妹の、その中にあって敵将との純愛を貫き通した松姫の、数奇な運命を描く壮大なロマンである。」
永禄4年(1561年)、武田信玄と上杉政虎による川中島血戦の日、姫誕生の報せを受けた信玄は、勝利を導いてくれた守り神として松姫と名づけた。
やがて松姫は数奇な運命をたどることとなる。
野望に燃える武田信玄は娘たちを政略結婚させており、五女の松姫も織田信長の息子・信忠との許婚の縁を結ぶ。
しかし武田と織田の同盟が崩壊、敵友に分かれて戦うことになる。
信忠を想い続ける松姫に、織田のせいで酷い目に遭った姉達は辛く当たる。天正10年(1582年)3月、武田家は滅亡、松姫は八王子に逃れる。
信忠は、武田家の人質時代に松姫と交流があった弟・勝長に、自分に代わって信長の後継者になることを望み、松姫と会う約束をする。待ち合わせは6月2日辰の刻……。
なんと、時代劇です!
鈴木保奈美様の初主演作です。
内容全然覚えてないけど、主題歌だけすごく覚えてます。
ハマって見てたので、たぶん内容も面白かったと思います。
『噂の刑事トミーとマツ』
(第1シリーズ)
・【放送局】TBS
・【放送日時】1979年10月17日~1981年3月25日(水曜20時)
・【話数】全65話
・【出演】国広富之、松崎しげる、井川比佐志、清水章吾、林隆三、志穂美悦子、石立鉄男ほかほか
・【脚本】長野洋、今井詔二、江連卓、茶田戈 ほか
・【演出】井上芳夫、江崎実生、土井茂、湯浅憲明ほか
外見も性格も対照的な2人の刑事、警視庁富士見署捜査課の岡野富夫(トミー)と松山進(マツ)の名コンビ(劇中では「トミマツ」、失敗時には「オソマツ」「ドジドジコンビ」と呼ばれている)が時には衝突し時には協力しながら事件を解決まで導いていく。
これも大映ドラマだったんですね!
保育園のときくらいに見ていた記憶があります。(シーズン2かな?)
すごく楽しかった記憶があります。
『デパート!夏物語』
(夏物語)
・【放送局】TBS
・【放送日時】1991年7月2日~1991年9月3日(火曜21時)
・【話数】全10話
・【出演】髙嶋政宏、西田ひかる、森尾由美、中山秀征、モト冬樹、小林稔侍ほか
・【原作】なし(オリジナル作品)
・【脚本】石原武龍、大石静、橋塚慎一
・【演出】瀬川昌治、國原俊明、江崎実生、加藤仁
伊勢丹の撮影提供の元、恋に仕事に体当たりでぶつかる新人デパートマンの成長を描いた。
曲がったことが大キライだが、張り切り過ぎてトラブルや失敗を繰り返す入社3ヶ月目の高山大介と、大介がひと目惚れしたデパート・インフォメーションガールの鈴木小百合、大介に世話を焼かされる小百合の父の哲男らの人間模様とデパートのさまざまな出来事を描く。
続編に、『デパート!秋物語』があります。
独特の雰囲気があると思ったら、これも大映ドラマだったんですね!
いま知りました。
大映ドラマだと思って見ると、さらに面白そうです。
『プロゴルファー祈子』
・【放送局】フジテレビ
・【放送日時】1987年10月21日~1988年4月20日(水曜20時)
・【話数】全23話
・【出演】安永亜衣、風見慎吾、沢向要士、萩原流行、国広富之、生田智子、土家里織、松居直美、音無美紀子、中条静夫、久我美子、岩本多代、長門裕之ほか
・【原作】なし(オリジナル作品)
・【脚本】江連卓
・【演出】土屋統吾郎、山口和彦、岡本弘
・【主題歌】椎名恵「THE WIND」
神よ、父の祈りの中、九死に一生を得てこの世に生を受けた祈子(れいこ)。“祈る子”と書いて祈子。
今、祈子は神に何を祈るか…。プロゴルファーの神島友平は、妻・保子、愛娘・祈子とその兄・徹の四人で、会社社長の野上家所有の軽井沢の別荘管理人として平和に暮らしていた。
ある日、別荘で野上家の令息・信也がクラブショット練習中に起こしたコントロールミスで、徹を庇った祈子の胸にゴルフボールが直撃し、祈子が重傷を負う事故が発生してしまう。
信也の打ったボールで祈子が死んでしまったと勘違いし、激昂した徹は、実の兄のように慕っていた信也に暴行を働き、そのまま行方を眩ましてしまう。
ほどなく、祈子の元に父・友平がゴルフプレイ中に丸元物産会長・丸元利一郎をゴルフクラブで撲殺したという知らせが入り、父はそのまま行方不明となり数日後に塩沢湖畔で遺書とともに遺体となって発見された。
兄の突然の失踪、殺人者の娘として白眼視され、世間から隠れるような生活へ一変…と次々と不幸が祈子の身に降り掛かる中、堪えきれずに心が荒んだ祈子は非行に走ってしまう。
時は流れ、3年後のある日、18歳になった祈子と信也がふとしたきっかけで再会する。
非行に走り変わり果てた姿の祈子は、信也に合わせる顔が無いと考え、心苦しく思い、その場から立ち去ってしまう…。
後にこの再会が祈子を非行の世界から足を洗わせるきっかけとなり、祈子は非行の世界から更生すべく鑑別所に入所し、様々なトラブルにも巻き込まれながらも出所する。
祈子は鑑別所入所中に、友平は誰かの策略にはまって事件に巻き込まれ、殺人者の汚名を着せられて何者かによって殺されたのではという真実に気付く。
晴れて鑑別所を出所して、祈子と信也の二人三脚で父への疑いを晴らし、真犯人を捜し出す事と、父の夢でもあったプロゴルファーになるという長い旅路が始まった。
私の地域では放送がなかったので見られなかったのですが、あらすじだけでもザ・大映ドラマです。
安永亜衣さんの初主演作です。
『アリエスの乙女たち』
・【放送局】フジテレビ
・【放送日時】1987年4月8日~9月23日(水曜20時)
・【話数】全23話
・【出演】南野陽子、佐倉しおり、松村雄基、石橋保、相楽ハル子、若林豪、梶芽衣子、大場久美子、松本明子、唐沢潔ほか
・【原作】里中満智子『アリエスの乙女たち』
・【脚本】長野洋、大原清秀
・【演出】土屋統吾郎、竹本弘一、岡本弘
・【主題歌】柏原芳恵「A・r・i・e・s」
アリエス… 天翔る金色の牡羊。その星の運命(さだめ)… 愛のためなら死ぬ事さえ喜び。見極めてみたい、そんな愛を…。
名門私立・仰星高校に、パリからの帰国子女である水穂薫が転校してくる。
薫は愛馬エレクトラに乗り颯爽と馬術部に現れ、大会への選手として抜擢されたことから、部員たちの反感を買ってしまう。
校内で何かと注目される薫に、クラスメートで演劇部員の久保恵美子は憧れる。
また、生徒会長で馬術部主将の磯崎高志、不良グループのリーダー格である結城司、馬術部顧問教師の大下直樹らは薫に心ひかれていく。
薫と恵美子は、ほぼ1年違いのおひつじ座(アリエス)同士でお互いシンパシーを感じ合う。実は2人は異母姉妹だった。
スーパーアイドル南野陽子様の主演作です。
私の地域では見られなかったんですけど、見たかったです。
唐沢潔時代の唐沢寿明さんも出ています。
『ヤヌスの鏡』
・【放送局】フジテレビ
・【放送日時】1985年12月4日~1986年4月16日(水曜20時)
・【話数】全18話
・【出演】杉浦幸、山下真司、風見慎吾、河合その子、宮川一朗太、大沢逸美、小林哲子、前田吟、吉行和子、中村晃子、高橋悦史、初井言榮、中条静夫ほか
・【原作】宮脇明子『ヤヌスの鏡』
・【脚本】江連卓
・【演出】土屋統吾郎、岡本弘、竹本弘一
・【主題歌】椎名恵「今夜はANGEL」
普段は真面目で気弱な優等生・裕美(ヒロミ)が、本人の意思とは関係なく、別人格である凶悪な不良少女・ユミに豹変し、夜の繁華街を我が物顔で闊歩し、暴走族などを相手に大暴れする。
そんな裕美とユミの姿を通して、誰もが抱える変身願望と多重人格の恐怖を描くサスペンス調の学園ドラマである。主人公・小沢裕美は多重人格(二重人格)の少女。
裕美の母親は高校生だった時、交際相手の子を妊娠するがその交際相手である男から捨てられてしまう。
裕美の母は、両親の諌めにも耳を貸さずに私生児として裕美を出産。
その後、あることが理由で赤子の裕美を残して入水自殺してしまう。
そのことが深い傷となり、祖母は遺児の裕美に対し冷たく厳格に育てるが、裕美の母を非難し否定するような祖母の言葉の暴力や折檻により、裕美は自分の心を強く抑圧する。
そのことにより、祖母の折檻を連想させるガラスや陶器類の割れる音、裕美自身がぶたれたり、お香の匂いなどが変身のきっかけとなり、裕美とユミの二つの顔(人格)が交互に現れる。
うちの地域では映らなかったのですが、学校で話題になってました。
同じ原作で、2019年にもドラマ化されました。
『遊びじゃないのよ、この恋は』
・【放送局】TBS
・【放送日時】1986年2月4日~1986年6月17日(火曜20時)
・【話数】全16話
・【出演】井森美幸、井上純一、三浦洋一、高樹澪、片平なぎさ、香坂みゆき、水沢アキ、萩原流行、井川比佐志、石立鉄男、宇津井健ほか
・【原作】なし(オリジナル)
・【脚本】本村進、安本莞二、増村保造
・【演出】國原俊明、土井茂、瀬川昌治、江崎実生
・【主題歌】MIYO TAKAGI「まわり燈籠」
ベテラン刑事を父に持つ新米婦人警官と、足を洗い医者を目指そうとする若きヤクザの素朴な純愛をコミカルタッチで描いている。
井森美幸さんがすごい棒演技だったのを覚えています。
子供の頃はなんか許せなかったけど、いま見たらめちゃめちゃ面白がれそうです。
見たいです。
赤いシリーズ
赤いシリーズは、1974年~1980年にかけて放送された、「赤い~」というタイトルの10本のドラマです。
タイトルと主な出演者は、
・『赤い迷路』(宇津井健、松田優作、山口百恵ほか)
・『赤い疑惑』(宇津井健、山口百恵、三浦友和ほか)
・『赤い運命』(宇津井健、山口百恵ほか)
・『赤い衝撃』(山口百恵、三浦友和ほか)
・『赤い激流』(宇津井健、水谷豊ほか)
・『赤い絆』(山口百恵、国広富之、石立鉄男ほか)
・『赤い激突』(宇津井健、松尾嘉代、国広富之ほか)
・『赤い嵐』(柴田恭兵、淡島千景ほか)
・『赤い魂』(杉浦直樹、浜田朱里ほか)
・『赤い死線』(山口百恵、三浦友和ほか)
です。
2005年に、ホリプロ45周年ドラマとして『赤い疑惑』『赤い運命』の2作品がリメイクされました。
有名だった赤いシリーズ。
私はオリジナル版は見てなくて、リメイク版を見ました。
『だんなさまは18歳』
・【放送局】TBS
・【放送日時】1982年10月14日~1983年3月31日(木曜20時)
・【話数】全24話
・【出演】竹本孝之、石井めぐみ、名古屋章、野際陽子、高橋惠子、山口いづみ、赤塚真人、新井康弘、比企理恵、木村真理、大谷淳、小松政夫ほか
・【原作】なし(オリジナル)
・【脚本】長野洋、江連卓
・【演出】井上芳夫、湯浅憲明、江崎実生
・【主題歌】竹本孝之「約束はいらない」
主人公の竹中辰也(タッチ)はスキー場での出来事をきっかけに年上の女性と結婚した男子高校生。しかし、妻の光子(ミッチ)が辰也の通う私立高校へ教師として赴任することになったことから起こるさまざまな騒動が描かれる。
タッチとミッチ、うっすら覚えてます。
たぶん小学生のとき見てました。
竹本孝之さん、かっこよかったです。
『少女に何が起こったか』
・【放送局】TBS
・【放送日時】1985年1月8日~3月26日(火曜20時)
・【話数】全12話
・【出演】小泉今日子、市毛良枝、風間杜夫、辰巳琢郎、松村達雄、岸田今日子、長門裕之、柳沢慎吾、賀来千香子、石立鉄男、宇津井健ほか
・【原作】なし(オリジナル)
・【脚本】増村保造、安本莞二
・【演出】國原俊明、増村保造、土井茂
・【主題歌】東京JAP「摩天楼ブルース」
北海道稚内市抜海で母と暮らしていた野川 雪は、母から「亡くなった父は有名なピアニストの東幸彦」と聞かされて育った。
そして母の死の直後に訪れた謎の男から「父方の祖父は東(あずま)音楽大学学長の東雪雄」と聞かされる。
使用人だった母との結婚を認めず、父を勘当したという祖父に対し、両親への謝罪と自分を東家の人間と認めることを要求すべく、東京の東家に乗り込んだ。
戸籍の父親の欄は空白、他にも証拠なしとして周囲から嘲られ、罵られるが、学長の取り計らいで親子関係が判明するまで、当時の母同様に東家の使用人として働くことになった。
同時に雪雄にピアノの才能を見いだされ、ピアノ科助教授、大津の計らいで東音楽大学へ特待生として入学。
同じ大学へ通う東家の娘、美津子と取り巻きのお嬢様学生、東家の人間、深夜0時になると現れ、雪のピアノの練習を妨害する謎の刑事などに悩まされながらも、雪は大津の指導と特待生達の友情の中でピアノの腕を上達させていく。
その一方、東音楽大学内での裏口入学問題の捜査が静かに進んでいた。
ドラマ自体は見た記憶ないですが、キョンキョン(小泉今日子様)が足でピアノを弾くシーンは、特番かなんかで何度も見たことがあります。
トンチキ大映ドラマです。
『ストーカー・誘う女』
・【放送局】TBS
・【放送日時】1997年1月9日~3月20日(木曜22時)
・【話数】全11話
・【出演】陣内孝則、雛形あきこ、袴田吉彦、麻生祐未、小林稔侍ほか
・【原作】なし(オリジナル)
・【脚本】石原武龍
・【演出】江崎実生、小島穹、井坂聡
・【主題歌】近藤真彦「愛はひとつ」
天王州アイルに所在する大手商社・東通商事勤務の上原ミチルは、自分の担当した企画で一緒になった同僚、森田柊志に生き別れの父の面影を見る。
そして彼の妻とこども達がスキー旅行に出掛けた夜、肉体関係を持った。
そして柊志の子供を妊娠したと信じ込んだミチルは、彼に愛されているという確固たる確信のもと「ストーカー」へと変貌していく。
「ストーカー」という言葉が広まり始めた頃に作られた作品です。
同じ時期に『ストーカー 逃げきれぬ愛』という、真面目なドラマも放送されていました。
放送前は『ストーカー 逃げきれぬ愛』の方が話題でしたが、こちらの作品の方が人気になりました。
さすが大映トンチキドラマです!
今回のまとめ
以上、おすすめの大映ドラマをまとめました。
昔の大映ドラマ、ほんと面白かったです。
またこういうぶっ飛んだ個性のドラマ、見てみたいですー
大映ドラマ、最高♪