こんにちは。よぴ子(@yopiko_dokushin)です。
移住に興味がある人
知りたい40代独身女性の方、いますか?
この記事の内容は、
- 40代独身女性の地方移住の体験談がわかる!
- 40代独身女性の地方移住についてまるっとわかる!
です。
私自身は39歳で東京から福岡県福岡市に移住しました。
出身は長崎県で、40代の現在は長崎県の実家で両親と暮らしています。
体験から地方移住について記します。
わかち合えたらうれしいです、参考になれば幸いです~(※アイキャッチ画像:Free-PhotosによるPixabayからの画像)
「東京から地方移住」独身女性の体験談
東京から福岡県福岡市に移住したときの、体験談&流れ&注意点です。
1.移住のきっかけ
上京20年、東京での生活に疲れていました。
仕事も私生活もうまくいってませんでした。
当時はフリーランスで脚本家をやっていました。
収入が不安定だったので、東京の家賃に追われる生活もプレッシャーでした。
人生をリセットしたいと思いました。
※独身者が「移住を決断」するときの注意点(↓)
既婚女性が移住を決める場合、家庭の事情がほとんどです。
夫の転勤、夫の移住願望、子どもの進学、子どもの健康問題、夫の親の介護などです。
独身女性の場合はどうでしょう?
彼氏と別れた、都会の生活に疲れた、人生をリセットしたい、田舎暮らしへの憧れ、年老いた両親が心配…
など、様々な衝動はあります。
が、ほとんどの場合、誰かから移住を「強制」されるわけではありません。
決めるのは自分です。
その分、決断のハードルは高いです。
私の場合、移住を閃いたときに迷いはありませんでした。
移住を閃く前に4、5年くらい「人生なんかうまくいってない」というモヤモヤした気持ちを抱えていたからだと思います。
モヤモヤがマックスに達したときに移住を閃いたので、迷いがありませんでした。
もしも移住に迷いがあるのなら、今はまだあなたの時期やタイミングではないかもしれません。
「そうだ!移住しよう!」と迷う隙間もなくスカッと決断できる時が、あなたにとっての時期やタイミングかもです。
2.移住先を決める
移住を決断したら、移住先を決めます。
沖縄にしました。
「ある日突然、沖縄に移住する」というノリが面白いと思ったからです。
移住後は、脚本家をやめて、コールセンターでバイトしようと思ってました。
3.下見旅行をする
私の場合、下見はしないで、いきなり移住しようと考えていました。
が、友人知人から「絶対に下見をした方がいい」と説得されました。
沖縄に2泊3日で下見旅行に行きました。
住みたい地域、働きたい会社、不動産屋、観光地をまわりました。
ありえない体調不良に見舞われました。
暑さと二日酔いと歩きすぎです。
沖縄とは相性が合わないと感じて、沖縄移住はやめることにしました。
※下見は絶対にした方がいいという話(↓)
下見は絶対にした方がいいです。
実際に行ってみてわかることがたくさんあります。
下見せず失敗したら、結構なお金やエネルギーを消耗します。
40代独身、無駄なお金やエネルギーはもう残されていません。
手堅く進めるのが吉です。
4.移住先を変更する
下見の結果、沖縄への移住をやめ、福岡県福岡市に移住先を変更しました。
以前から好きな都市だし、故郷の長崎県からも近いので決めました。
※独身者の「移住先」を決めるときの注意点(↓)
独身者は、地方都市が住みやすいです。
札幌市、仙台市、名古屋市、広島市、福岡市、那覇市などです。
東京よりは田舎だけど、ほどよく都会という環境です。
- 東京より家賃が安い
- 利便性は東京とほとんど変わらない
- ほどよく都会なのでマイノリティの40代独身者でも生きやすい
- ほどよく田舎なので東京よりも人との繋がりや安心感がある
- コンパクトシティなので高齢になったとき安心
です。
私の場合、現在は故郷の長崎県のド田舎離島で暮らしています。
このまま高齢になった時、インフラ未発達なド田舎で一人で生きられるか不安です。
福岡市に戻るべきかとも考えています。
5.部屋探し
福岡市に2泊3日で部屋探しに行きました。
住みたい町は事前にネットで調べて決めました。
不動産屋もネットで調べて、住みたい部屋の条件を伝えておきました。
部屋を4軒見せてもらい、契約しました。
ワンルーム家賃3万円です。
移住日(部屋の鍵をもらえる日)も決めました。
※独身者の「部屋探し」の注意点です(↓)
遠方の場合、部屋を探すためだけに何度も往来するのは難しいです。
一度の訪問で決めるのがベストです。
インターネットで事前に情報収集するのが便利です。
ポイントは、
- 住みたい町を決めておく
- 住みたい部屋の条件を決めておく(家賃上限、間取り、エアコンの有無など)
- 引っ越し日を決めておく
でしょうか。
不動産屋に事情を伝えておくと、いろいろ準備して下さいます。
6.荷造り
部屋が決まったら、東京で荷造りです。
運搬料がかさむので、洗濯機と冷蔵庫以外は全部処分しました。
人生後半に向けて、断捨離できてよかったです。
7.引っ越し
東京の荷物が福岡市に届くまで3日かかります。
(安い船便プランを選んだので)
宙ぶらりんの3日間は埼玉の姉の家に泊めてもらいました。
その後、飛行機で福岡市に移動して、不動産屋から鍵と荷物を受けとりました。
※独身者の「引っ越し」の注意点です(↓)
引っ越し業者によって、費用や条件にかなりバラつきがあります。
遠方だと十万円単位で違ったりもします。
複数の業者を一括で見積もってもらうのが便利です。
私の場合、「引越し侍」で一括見積りしてもらいました >>引越しってどこが安いの?一括見積もりサイト「引越し侍」
プランによっては、荷物が届くまでに2、3日かかる場合もあります。
その間をどうするかも考えます。
8.仕事
移住してすぐ、会社の面接に行きました。
バイトなのですぐ決まりました。
※独身者の「仕事」の注意点(↓)
次の仕事を決めてから移住するのが、経済的にも精神的にも安心です。
会社勤務の場合、移住後最短で働き始めても、次の給料日まで2か月ほど無収入になります。
その間の生活費を用意しておく必要があります。
9.費用
移住にかかった費用です。
- 沖縄下見旅行:約6万円
- 福岡物件探し:約6万円
- 部屋契約:約30万円
- 家具・電化製品処分:約3万円
- 引っ越し:約6万円
- 移住時の片道交通費:約2万円
- 移住後の必要品購入:約30万円
合計80万円くらいでした。
「東京から地方移住」独身女性のメリット&デメリット
実際に移住してみてのメリット&デメリットです。
メリット
- 家賃が安い
- 食べ物が安くて美味い
- 実家が近い
- どこででも生きられる自信がついた
- 断捨離できた
- 自然が近くて心が落ち着く
- 人や交通の混雑がない
- 東京ほどマウンティングや格差がないので生きるのがラクになった
ちょっとずつ解説します。
家賃が安い
東京と比べるとかなり安いです。
私の場合、福岡市都心駅近のワンルームマンションで家賃3万円でした。
食べ物が安くて美味い
外食もスーパーも安くて美味しいです。
産地直送で運搬料がかからないからでしょうか?
実家が近い
実家が長崎県なので、東京よりも福岡市の方が近いです。
40代になって実家の近くの安心感に気付きました。
どこででも生きられる自信がついた
仕事も人間関係も、40代からでもゼロから築けると思いました。
断捨離できた
本当に必要な物以外、まとめて処分できました。
必要な物しか買わなくなりました。
自然が近くて心が落ち着く
山や海に癒される年になったのだと実感しました(笑)
人や交通の混雑がない
福岡市も九州一の都市なので、そこそこの混雑はあります。
東京とは比べ物にならないです。
東京ほどマウンティングや格差がないので生きるのがラクになった
地方の方が格差やマウンティングがゆるいです。
見栄を張らなくなりました。
デメリット
- ライブ、舞台、講演会などがあまりない
- ローカルテレビ番組がゆるい
- 東京よりは地味
ちょっとずつ解説します。
ライブ、舞台、講演会などがあまりない
それなりにはありますけど、東京と比べると少ないです。
ローカルテレビ番組がゆるい
久しぶりに見たらびっくりします。
ゆっるゆるです(笑)
東京よりは地味
東京のようなキラキラ華やかさはないです。
「東京から地方移住」独身女性への情報
ちょっとだけ役に立つかもしれない情報です。
移住者支援
「移住者支援」というものがあります。
地方の自治体が人口を増やすために行っている支援制度です。
支援の内容は自治体によって違います。
このまとめページが結構見やすいです >>「知らないと損する全国自治体支援制度」
- 20年住めば土地・住宅を無償で譲渡
- 空き家改修費最大200万円
- 家賃助成金最大36,000円/月
などがあります。
条件は「40歳未満で中学生以下のお子様がいる世帯」の場合が多いです。
中には条件がない場合もあります。
利用できそうだったら利用してみるのもいいかもです。
便利ページ
各自治体の移住サイトがまとめられています。便利かもです。
今回のまとめ
以上、東京から地方移住した体験談をまとめました。
移住したいと思ったらまずはネットでいろいろ調べて、旅行がてら住んでみたい土地をふらっと訪れてみるといいかもしれません。
移住はお金とエネルギーを使います。
慌てて失敗するよりは、ゆっくり決断するのが吉かもです。
よぴ子
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