こんにちは。よぴ子(@yopiko_dokushin)です。
終活を考えている人
知りたい方、いますか?
この記事の内容は、
- 40代独身女性が終活でやっておくといいことがわかる!
- 終活の知識や適齢期もわかる!
です。
私自身、40代バツなし独身子なし女性です。
己の老後が不安すぎて、介護と終活ライフケアプランナーとFPの資格を取って、実際に介護士としても働きました。
体験や知識から記します。
備えあれば憂いなし、共に備えて、人生の後半戦を生き抜きましょう。
わかち合えればうれしいです、参考になれば幸いです~(※アイキャッチ画像:Юрий СидоренкоによるPixabayからの画像)
「終活」40代独身女性がやっておくこと5つ
「終活」で、40代独身女性がやっておくといいことは5つです。
- 「エンディングノート」を書く
- 「地域」を決める
- 「死後の資金」を準備する
- 「老後の収入」を準備する
- 「固定費」を下げる
です。
ちょっとずつ解説します。
1.「エンディングノート」を書く
1つ目は、「エンディングノートを書く」です。
「エンディングノート」とは?
「人生の最期を迎えるにあたり、思いや希望を家族や友人などに伝えるためのノート」です。
通常は、医療・介護・葬儀・お墓の希望、財産リスト、連絡先リスト、家族や友人へのメッセージ、自分史などをノートに記します。
40代はそこまで本格的じゃなくても大丈夫です。
とりあえず、
- もしもの時に延命治療を希望するかどうか
- 財産リスト
- 死んだら連絡して欲しい人
- 各種ID・パスワード
くらいを、紙に書いて、わかりやすいところに置いておけば大丈夫です。
特に、各種ID・パスワードは重要です。
親族が突然死んで、スマホや月額有料サービス(音楽や動画のサブスク)のパスワードがわからず、毎月料金が発生したり、業者にパスワード解明を頼んだら50万円かかったなどの話をよく聞きます。
独身女性じゃなくても、40代じゃなくても、突然死や意識不明になったときのことを考えて準備ておくといいかもです。
2.「地域」を決める
2つ目は、「地域を決める」です。
地域とは、「高齢者になってからも自分らしく生きられる場所」です。
高齢者になると弱ってくるので、一人では生きられません。
他人からいろいろ助けてもらうことになります。
自分が助けてもらったり助けたりできる場所はどこでしょう。
既婚女性にとっての地域はわかりやすいです。「家族がいる場所」「子どもが育った場所」がほとんどです。
独身女性にとっての地域はわかりづらいです。
いま住んでいるマンション?故郷?友達がいるところ?姉妹や姪や甥がいるところ?
経済力が必要だけど便利な大都会?そこそこ便利でそこそこ経済力も必要な地方都市?不便だけど出費をおさえて人と助け合える田舎?
決めるの難しいですけど。
難しいからこそ、気力、体力、判断力のある40代のうちから考えて、行動するのがいいかもです。
3.「死後の資金」を準備する
3つ目は、「死後の資金を準備する」です。
独身女性が死んだ場合、納骨・葬儀・遺品処理などは誰がしてくれるのか?
準備なしで死んだ場合、親族に連絡がいきます。
姉妹、姪甥、従妹、はとこなど、引き受け手が見つかるまで、かなり遠い親族にまで連絡がいく可能性があります。
諸費用も、その引き受けてくれた親族が負担することになります。
自分自身は孤独死でも腐乱死体でも無縁仏でもどうなってもいいですが、親族に迷惑かけるのは忍びないです。
死後に必要なお金くらいは、準備しておきたいです。
埋葬、遺品整理、住居の撤去、お礼など、200万円くらいあれば安心です。
貯金するか、保険に入ります。
司法書士などに死後手続きを依頼しておく方法もあります。
4.「老後の収入」を準備する
4つ目は、「老後の収入を準備する」です。
これから超超超超高齢化社会になります。
年金はどうなるでしょう?
ベーシックインカムは導入されるでしょうか?
収入のためずっと働くとして、体は大丈夫でしょうか?
経済に関する不安は尽きません。
貯金はもちろんのこと、定期的な不労所得収入があると心が落ち着きます。
民間の年金、印税、不動産所得、株の配当金、外貨預金の利息など。
40代のうちから考えて、準備しておきたいです。
5.「固定費」を下げる
5つ目は、「固定費を下げる」です。
固定費とは、「生活で絶対に必要な経費」です。
住宅費、通信費、食費、借金返済費などです。
固定費は少なければ少ないほど、身も心もラクになります。
突然の失業、不景気、災害などにも対応しやすくなります。
固定費の中でもっとも大きいのは家賃・住宅ローンです。
家賃や住宅ローンを下げようとしたとき、「田舎移住」「実家暮らし」なども選択肢として上がってくるかもしれません。
2つ目の「地域を決める」にも関わってきます。
「終活」40代独身女性がさらに余裕があったらやっておくこと4つ
「終活」で、40代独身女性にとって必須ではないけど、やっておくといいかもしれないこと4つも記します。
1.一生熱中できるものを見つける
1つ目は、「一生熱中できるものを見つける」です。
高齢者って生きる気力を失いがちです。
独身者は特に生きる気力を失いやすいです。
熱中できるものがあれば生きる支えになります。
社交、認知症予防、収入源などの効果も期待できます。
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2.断捨離
2つ目は「断捨離」です。
高齢や障害で体が不自由になったとき、荷物が多いと大変です。
死んだときも、遺品が多いと迷惑をかけます。
40代の今のうちから、意識して物を減らしておくとラクかもです。
3.埋葬・葬儀の準備
3つ目は、「埋葬・葬儀の準備」です。
先述しましたが、40代なら「死後の資金」を準備しておくだけでも大丈夫です。
余力があったら、埋葬や葬儀についても考えておくのも悪くないです。
自分が突然死んだ時、遠い親族に迷惑をかけそうなら、手配までしといてもいいかもです。
4.介護予防
4つ目は、「介護予防」です。
独身独居で、「寝たきり」「認知症」になるのは怖いです。
予防できることはしておきたいです。
- 認知症予防⇒脳トレ
- 骨を鍛える⇒運動、日光浴、食事
- 歯を大切にする
などです。
まあ、人間って困ってからじゃないとなかなか真剣には動かないものですけど(笑)
余力があったらやっといて損はないです。
「終活」について
終活とは?
終活とは、「人生の終わりについて考える活動」「人生の終わりに向けた活動」の略語です。
- 2009年:関連書籍出版
- 2011年:映画「エンディングノート」公開
- 2012年:「ユーキャン新語・流行語大賞」トップテン入賞
という歴史の後、定着しました。
以前は「死後の事前準備」という意味合いが強いものでした。
現在は、死後の事前準備だけではなく、「人生の終わりの時期をどう過ごすか?」「どう生きて、どう死にたいか?」という、
「人生の集大成」的な意味合いが強くなっています。
終活適齢期
終活を始める適齢期はいつ頃でしょう?
一般的には、気力・体力のあるうちに始めるのがいいと云われています。
既婚者の場合は、育児が一段落したタイミングです。
独身女性の場合は、やっておいた方がいい5つのこと(「エンディングノート」を書く、「地域」を決める、「死後の資金」を準備する、「老後の収入」を準備する、「固定費」を下げる)から逆算すると、
40代くらいで始めるのがベストです。
とはいえ、終活に限らず何でも、やりたいと思った時がその人にとってのタイミング・適齢期かもしれません。
今回のまとめ
以上、終活で40代独身女性がやっておくといいことをまとめました。
やっておくといいこと5つ(↓)
- 「エンディングノート」を書く
- 「地域」を決める
- 「死後の資金」を準備する
- 「老後の収入」を準備する
- 「固定費」を下げる
さらに余裕があったらやっておくといいこと4つ(↓)
- 一生熱中できるものを見つける
- 断捨離
- 埋葬や葬儀の準備
- 介護予防
とはいえ、「終活」も大事ですが「生活」も大事なので。
無理しない範囲で、始めてみるといいかもです。
よぴ子