こんにちは。よぴ子(@yopiko_dokushin)です。
感受性が強すぎる人
知りたい方、いますか?
この記事の内容は、
- 感受性が強すぎる原因がわかる!
- 感受性が強すぎる特徴がわかる!
- 感受性が強すぎる対策がわかる!
です。
私自身、自分の感受性が強すぎる気がしてしんどい時期がありました。
感受性の強さは人と比べられるものではない…自意識過剰かもしれない…でも…
悶々としていました。
現在は、感受性が強すぎる体質・性質の人間はいるのだと知り、ちょっと楽になりました。
経験や調査から、感受性が強すぎる原因や対策を共有します。
わかち合えたらうれしいです、参考になれば幸いです~(※アイキャッチ画像:Cheryl HoltによるPixabayからの画像)
目次
「感受性が強すぎる」原因
感受性が強すぎることについて、考えられる原因2つです。
原因1:心の老化
感受性が強すぎて疲れる…感受性が強すぎて生きづらい…
と感じる場合、心の老化の可能性があります。
心が老化すると、
- 怒りっぽくなる
- 頑固になる
- 人に対して厳しくなる
- 疑い深くなる
- ストレス耐性が低下する
- 変化に弱くなる
- 小さなことにもくよくよする
などの傾向が見られます。
感受性が強すぎて生きづらいときの様子にちょっと似ています。
感受性が強すぎるのではなく、もしかしたら、誰もが経験する「心の老化」の可能性もあります。
原因2:HSP
感受性が強すぎる人は、もしかしてHSPかもしれません。
HSPとは、ハイリー・センシティブ・パーソン(Highly sensitive person)
「超敏感体質」「高度な感覚処理感受性を持つ人物」のことです。
アメリカの心理学者エレイン・N・アローンさんが、1996年に著書の『ささいやことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』で提唱されました。
近年タレントの田村淳さんがHSPであることを公表されたり、テレビでも取り上げられたりして有名になりました。
HSPは病気や障害ではありません。
日本人の場合、5人に1人は該当するとのこと。
- 環境の変化や危険などにいち早く気付き、集団を守るための役割を果たせる
- 他人の感情に敏感で、集団の摩擦を緩和させる潤滑油の役割を果たせる
という性質があります。
「感受性が強すぎる」特徴
HSPの特徴
HSPの場合、病気や障害ではないので、自己診断テストができます。
ネットだとこのあたりが有名です(↓)
- 「HSP診断テスト」https://hsptest.jp/
- 幻冬舎plus「12個以上当てはまったら“超敏感”。HSP自己診断テスト」https://www.gentosha.jp/article/16833/
一部抜粋で紹介します。(引用:幻冬舎plus)
次の23の質問に当てはまると思ったら「はい」、全く当てはまらないか、あまり当てはまらないと思ったら「いいえ」と回答してください。
─自己診断テスト─
周囲の微妙な変化によく気がつくほうだ
他人の気分に左右されやすい
痛みにとても敏感である
忙しい日々が続くと、刺激から逃れられるひとりだけの場所に逃げたくなる
コーヒーを飲むとすぐ眠れなくなる
明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい
想像力が豊かで、空想にふけりやすい
騒音に悩まされやすい
美術や音楽に深く心動かされる
他人に対し、とても良心的である
些細なことにもびっくりする
短期間にたくさんのことをしなければならなくなると混乱する
人が何かで不快な思いをしているとき、その人が何を求めているかすぐに気がつく(たとえば冷暖房の温度を調節したり、席を替えたり)
一度にたくさんのことを頼まれるのは避けたい
ミスをしたり、物忘れをしたりしないように常にチェックしている
暴力的な表現のある映画やテレビは見ないようにしている
あまりに多くのことが周囲で起こっていると、不快になり神経がたかぶる
空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる
生活に変化があると混乱し、慣れるのに時間がかかる
デリケートな香りや味、音、音楽を好む
動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している
何かをするとき、競争させられたり観察されていたりすると、緊張し、実力を発揮できなくなる
子どもの頃、親や教師に「敏感だ」とか「内気だ」といわれていた
「はい」が12個以上ならHSPの可能性が高いそうです。
いくつありましたか?
その他の特徴
参考までに、感受性が強すぎて悩んでいた私の場合の特徴です。
- 人混みで具合が悪くなる
- 人といると疲れる
- 集団行動が苦手
- はじめての人とセ●クスすると発熱する
- ドキドキハラハラが苦手で、スポーツ・ドラマ・小説などは結末を先に知って安心したい
- 他人の感情を察知しすぎる
- お世辞や嘲笑を察知しすぎる
- 世間話(薄っぺらい会話)が苦手
- 緊張しやすい
- 想像力が激しすぎる
- 感情移入が激しい
- 生きていてエネルギーを消耗していると感じる
- 他人から「繊細」と評価される
- 言葉に敏感
- 場の空気に敏感
- 文字のやりとりでも感情を察知しすぎる
- 言葉や行動の裏にある本音を察知しすぎる
- 常識・世間体・固定概念を押し付けられると発狂しそうになる
などがありました。
同じような方、いたらうれしいです!(笑)
「感受性が強すぎる」5つの対策
感受性が強すぎて困ってる場合の対策です。
困ってない場合は対策は必要はないです。
困ってる場合のみ、参考になれば幸いです。
対策1:一人の時間を多くする
感受性が強すぎる人は、
- 他人の思考
- 他人の感情
- 場の空気
など、察知しすぎてしまいます。
人といることでエネルギーを消耗します。
意識して「一人の時間」を多くすることが大切です。
対策2:「鈍感力」を鍛える
鈍感力は、鈍感になる力のことです。
鈍感力を鍛える方法はいろいろあります。
- 鈍感な自分をイメトレする
- 感受性のスイッチを切るイメトレをする
- 筋トレで筋肉をつけてバリアを張る
などです。
自分に合うやり方が見つかると最高です。
やり続けると、だいぶ鈍感になれます。
昔こんな本も流行りました(↓)
対策3:同じような人を探す
自分と同じように、感受性が強すぎる人を探します。
「感受性が強すぎるのは自分だけじゃない」と知ると、孤独感がやわらぎます。
身近じゃなくても、ネットやアニメの登場人物で大丈夫です。
漫画『蟲師』とかおすすめです(↓)
特殊能力があるため集団の中に居られなくて一人で生きる人々がたくさん出てきます。
生きる安心をもらえます。
対策4:性質を生かす
「感受性が強すぎる」という性質を、世のため人のために生かします。
一般的に感受性が強すぎる人に向いている職業は、
- 芸術系(音楽、絵、作家など)
- カウンセラー
- 福祉関係
- 占い師
- 研究家
- 動物関係
などがあげられます。
対策5:専門機関を利用する
感受性が強すぎて、生きるのがしんどい場合です。
心療内科等の専門機関を利用します。
1人で抱え込まないのが大事です。
「感受性」について
感受性についての豆知識です。
3種類ある
感受性には大きく3種類あります。
- 「不安」感受性
- 「対人」感受性
- 「感覚」感受性
です。
「不安」感受性
不安に対する恐れに敏感なことです。
「対人」感受性
他人が発する言動・感情・エネルギーに敏感なことです。
「感覚」感受性
視覚・聴覚・触覚など、身体的感覚が敏感なことです。
高い?豊か?強い?鋭い?深い?
感受性はどの単位で表現するのか?
- 感受性が「高い」
- 感受性が「豊か」
- 感受性が「強い」
- 感受性が「鋭い」
- 感受性が「深い」
いろんな表現があります。
どれが正しくて、どれが間違っているということはないようです。
感受性自体が目に見えない曖昧なものなので、正解はないとのこと。
「感受性」と「感性」の違い
似ている単語「感受性」と「感性」の違いです。
三省堂国語辞典第七版には、
- 感受性:外の物事に触れたときに、心が動かされて影響を受けやすい傾向
- 感性:刺激を受けて何かの感覚を引き起こす、心の働き
とあります。
つまり、
- 「感受性」は「受動」
- 「感性」は受動後の「能動」
ということみたいです。
感受性が強い人は、「感性」を高めて生かせる可能性があるということです。
素敵です。
今回のまとめ
【感受性が強すぎる原因】
- 原因1:心の老化
- 原因2:HSP
【感受性が強すぎる対策】
- 対策1:一人の時間を多くする
- 対策2:鈍感力を鍛える
- 対策3:同じような人を探す
- 対策4:性質を生かす
- 対策5:専門機関を利用する
持って生まれた性質には、何かの意味があるような気がします。
よぴ子