こんにちは。よぴ子(@yopiko_dokushin)です。
ヘルパーに興味ある人
訪問介護ヘルパーに興味があるけど、不安な方いますか?
この記事の内容は、
- 40代で訪問介護ヘルパーデビューした体験談がわかる!
- 訪問介護ヘルパーについてまるっとわかる!
です。
40代で訪問介護ヘルパーデビューした女性が記します。
わかち合えればうれしいです、参考になれば幸いです~(※アイキャッチ画像:truthseeker08によるPixabayからの画像)
40代で訪問介護ヘルパーデビュー!!体験談
訪問介護ヘルパーになるには?
まずは、訪問介護ヘルパーのなり方です(↓)
- なり方1:資格を取得する
- なり方2:事業所(会社)を選ぶ
- なり方3:業務開始
です。
ちょっとずつ解説します。
なり方1:資格を取得する
訪問介護ヘルパーをやるには、「介護職員初任者研修」以上の資格が必要です。
施設は資格がなくても働けるところがあります。
が、訪問介護ヘルパーは資格が必須です。
利用者宅で一人で介護をするので、技術や知識、咄嗟の判断力が必要だからです。
有資格者のみが業務にあたれます。
※資格の詳細はこちらをどうぞ(↓)
【簡単】介護資格の取得方法!5種類を解説【費用.キャリアパス図も】
「介護職員初任者研修」費用・試験・通信・内容など【40代体験まとめ】
なり方2:事業所(会社)を選ぶ
資格を取得したら、事業所(会社)を選びます。
求人は、求人サイトなどにたくさんあります。
注意点は、
- 注意点1:未経験のうちは派遣会社への登録はしない方がいい
- 注意点2:パートの場合は家の近所の事業所を選ぶ方がいい
です。
ちょっとだけ説明します。
★注意点1:未経験のうちは派遣会社への登録はしない方がいい
介護士専門の派遣会社がたくさんあります。
事業所的には、介護士への給料と派遣会社への仲介料を支払うことになり、直接雇うよりも出費が多いです。
そのため、出費分の仕事内容を期待されることになります。
未経験だと無理です。プレッシャーです。
経験者として自信がつくまでは、派遣会社の登録はやめておいた方がいいかもです。
★注意点2:パートの場合は家の近所の事業所を選ぶ方がいい
社員勤務とパート勤務があります。
社員勤務の場合は、事業所を拠点に動きます。
パート勤務の場合は、自宅を拠点に直行直帰です。
利用者宅は事業所周辺がほとんどなので、遠方の事業所を選ぶと利用者宅も遠くなり、移動がめちゃめちゃ大変です。
家の近所の事業所を選ぶと何かと便利です。
なり方3:業務開始
事業所が決まったら、業務開始です。
「同行」といって、最初は先輩について仕事を覚えます。
同行の間、時給は安くなります。
同行の回数は事業所によって様々です。
不安がなくなるまで同行をやってくれるところもあります。
同行は1回限り、または全くなしのところもあります。
面接で確認しておくと安心です。
実際の仕事内容
訪問介護ヘルパーの実際の仕事内容です。
仕事内容
高齢者や障害者の家を訪問して、生活の手伝いをするのが仕事です。
仕事内容は大きく2つにわかれます(↓)
- 生活援助
- 身体介護
です。
ちょっとずつ解説します。
★生活援助
生活援助は、家事の手伝いです。
調理、洗濯、掃除、買い物代行などです。
★身体介護
身体介護は、利用者の体に触れるものです。
食事、入浴、排泄、更衣、口腔ケア、体位変換などです。
その他、外出の手伝いをする「ガイドヘルパー」などもあります。(※別途資格が必要)
1日の流れ
私(パート勤務)の場合の、とある1日の流れです(↓)
5:00~ | 起床 |
6:40~ | 自転車移動 |
7:00~8:00 | (1件目)身体介護 |
8:00~ | 自転車移動 |
8:30~9:20 | (2件目)身体介護&生活援助 |
9:20~ | 自転車移動 |
9:30~10:30 | (3件目)身体介護&生活援助 |
10:30~ | 自転車移動 |
10:45~12:20 | 休憩 |
12:20~ | 自転車移動 |
12:30~13:20 | (4件目)身体介護&生活援助 |
13:20~ | 自転車移動 |
13:30~14:00 | (5件目)身体介護 |
14:00~ | 自転車移動 |
14:30~16:30 | (6件目)身体介護&生活援助 |
16:30~ | 自転車移動 |
17:00 | 帰宅 |
です。
上記のスケジュールで週に2日働いています。
私の場合、日数を減らすかわりに1日のスケジュールをみっちり組んでもらっています。
1日のスケジュールをゆるめ(1日2件くらい)にして、たくさんの日数働く人もいます。
収入や体力、生活ペースを考えて、事業所に相談してシフトを決めてもらう感じです。
メリット&デメリット
訪問介護ヘルパーのメリット&デメリットです。
メリット
メリットです。
- メリット1:職場の人間関係がラク
- メリット2:自由に動ける
- メリット3:日本全国いつでもどこでも働ける
- メリット4:親や自分の老後への備えができる
ちょっとずつ解説します。
★メリット1:職場の人間関係がラク
職場の人間関係がラクです。
直行直帰なので、職場の人と会う機会はほとんどありません。
たまに「同行」や「2人介助」で嫌な先輩に遭遇することがあります。
せいぜい1時間くらいです。
その他で会うことはないので気がラクです。
「施設で働いたけど人間関係がしんどくて訪問介護ヘルパーに転職した」という人も多いです。
★メリット2:自由に動ける
訪問時間さえ守れば、他の時間は何しようが自由です。
★メリット3:日本全国いつでもどこでも働ける
訪問介護ヘルパーは日本全国で不足しています。
いつでもどこでも仕事が見つかります。
★メリット4:親や自分の老後への備えができる
いつ誰が介護が必要になるかわかりません。
高齢化社会はますます進むので、介護の知識・技術・経験があると心強いです。
デメリット
デメリットです。
- デメリット1:移動が大変
- デメリット2:給料が不安定
- デメリット3:責任が重い
- デメリット4:セクハラ・パワハラ
- デメリット5:休みづらい
- デメリット6:スキルアップが難しい
- デメリット7:ストレスが溜まる
ちょっとずつ解説します。
★デメリット1:移動が大変
自転車移動の場合、雨がとにかくめちゃめちゃ大変です。
夏の猛暑も結構きついです。
慣れれば大丈夫ですが、最初は心が折れます。
★デメリット2:給料が不安定
利用者は高齢なので、通院・入院がしょっちゅう発生します。
その場合は訪問キャンセルとなり、仕事がなくなります。
利用者が死亡した場合も、仕事がなくなります。
パートは時給なので、仕事がなくなると給料もなくなって不安定です。
社員は月給なので大丈夫です。
★デメリット3:責任が重い
利用者宅を一人で訪問します。
何かあったとき、咄嗟に助けてくれる人はいません。
責任を感じます。
★デメリット4:セクハラ・パワハラ
利用者やその家族からのセクハラ・パワハラは結構あります。
お尻を触られたり、怒鳴られたりします。
密室なので怖いです。
会社に報告して、注意してもらうか担当を変えてもらいます。
★デメリット5:休みづらい
施設の場合、複数人の職員がいます。
誰かが休んでもカバーできないことはありません(施設は施設で人員不足なので休みづらいですが)
訪問介護ヘルパーの場合、1人でやる仕事です。
ヘルパーが休むと利用者が生活できなくなるので、代替ヘルパーが絶対に必要です。
どこの事業所もヘルパーが足りてないので、代替ヘルパーの用意が大変です。
めちゃめちゃ休みづらいです。
★デメリット6:スキルアップが難しい
施設の場合、先輩から技術を教えてもらったり、真似して成長できます。
訪問介護ヘルパーの場合、一人仕事なので先輩の真似ができません。
自分で改善改良するしかありません。
★デメリット7:ストレスが溜まる
訪問ヘルパーに限らずですが、対人職なので、ストレスは溜まりやすいです。
給料
給料は、事業所によって違います。
例えば、私が登録しているところだと、
社員 |
|
パート |
|
です。
私が登録している事業所では、処遇改善手当(←国からの交付金)が時給に含まれています。なので時給が高めです。
時給は安くても、処遇改善手当が別途支給でもらえるところもあります。
処遇改善手当がヘルパーに全く支給されないところもあります。
処遇改善手当については、面接時に確認しとくと安心です。
年齢
訪問介護ヘルパーの年齢層は高めです。
40代だとまあまあ若手の部類に入ります。
といっても、40代は世間的には立派な中年なので、社会経験もあるし、おばちゃんの図々しさもあります。
利用者宅で利用者と2人きりでも、怯むことなく仕事ができます。
体力も、若い頃に比べると落ちるけど、50代、60代よりはあったりします。
40代、訪問介護ヘルパーデビューにはちょうどいいかもです。
今回のまとめ
以上、40代で訪問介護ヘルパーデビューした体験談や仕事内容などをまとめました。
訪問介護ヘルパー、興味があるなら一度やってみると面白いかもです~
よぴ子